結婚前にお金や子供のこと、住まいなどの将来設計について、ちゃんと話し合いをすることは大事だって、今なら痛烈にわかります。
今の世の中、結婚が失敗だったと思えば離婚すればいいんだから、なんて簡単に言うけれど、離婚が本当に簡単かといったら、決してそうじゃない。
結婚前にちゃんと具体的な数字と言葉で、家計や生活スタイルのことを話し合って決めておけば…。
離婚を考えている今だからこそ、結婚前に話し合いをすることの重要性、話し合いが必要なリストを伝えたい!
Contents
結婚前の話し合い、した?しなかった?
今まで違う生き方をしてきた二人が共同生活をスタートするのだから、生活する上でのルールを決めるのは必然のはず。
だって、もし相手が彼氏じゃなくて、住む場所がシェアハウスなら?
ルールなしに同じ屋根の下で生活を共にする…なんて無理。
相手が夫となる人なら尚更、お金のことや子供のこと、家族のことなど、共有していくことは山のようにある・・・のに!
意外とちゃんと話し合いしなかった(できなかった)というご夫婦も少なくない現状。
話し合わずに結婚しました。
予定では子供は3人欲しい。仕事もしたい。
現実はやっと2人。仕事なんて続けられません。結婚前と結婚後、理想と現実、くらい違う気がします。
遠距離恋愛後だったので、結婚が決まったことだけで嬉しくて、具体的なことは何も話し合わずに結婚しました。
信頼できる人なら、将来のことはそれほど細かく決めてなくてもよいのでは?そのときの状況次第で変わってくることですし。
ただ、「子供がほしくない」という人は、結婚前に相手に告げておくことは重要だと思います。
引用元:発言小町
話し合いしなかった、というご夫婦でも、
結婚してから起こった問題を都度話し合って解決してきた、という意見は多いようなので、
結婚前にどれだけ信頼関係が築けているかにもよりますよね。
一方、結婚前に話し合いをしたという人は、
話し合わないで結婚するなんて、すごい勇気だと思います。
じっくりというわけじゃないけど、話の中で将来的なことが出てくるたびに、ちゃんと確認していました。話し合いもないまま、ラブラブで盛り上がったまま結婚した友達はヘタをすれば離婚、そうじゃなくても愚痴が多いと感じます。
結婚後にわかって苦労したり、離婚の原因になる可能性もあると思ったので、ちゃんと話し合いしました。
何も話し合わない人って、失礼ですが考えが足りないというか、後で揉めるかもしれないのに大丈夫?と思ってしまいます。
引用元:発言小町
ぐうぅ…、ごもっともです。
でも、私だって、全く話し合いをしなかったわけじゃないんです。
ちゃんと、のレベルが違ったというか、あいまいに解釈したというか…。
私が結婚前に話し合いしたこと
私達は子なし夫婦です。
これは私が望んだことで、結婚するなら絶対に外せない条件でもありました。
10年前のこと。
夫から結婚したい意思を告げられ、食事にでかけた際に、
私は《子供が欲しくない理由》と《結婚式を挙げる意思がない》ことを伝え、
夫がそれを了承したことによって、私も結婚を承諾しました。
夫とは数年前に同じ職場で面識があったこと、
当時私が振ったのに、まだ好意を寄せてくれたこと、
お互い離れた地に住んでいたこともあって、再会から結婚を決めるまでは1ヶ月ほどのスピード婚でした。
…そういう結果なので認めます。
でも、そんな状況になっちゃったからこそ言わせてほしい!
結婚前に話し合いしても、現実は違った!
結婚前に話し合いをしなかったとはいっても、会話の中で相手の考えを推し量ることはあるじゃないですか。
私は夫の猛アピールがあったので、(これだけ好き好き言ってくれるんだから、私の意見を否定するはずないでしょ)くらいにタカを括ってた部分があるんですよね。ほんと勝手ながら。
「食事はなんでも食べるよ」
「自分で働いた分は自分で使っていいよ」
「戸建てよりマンションがいいよね」
「実家は弟が継いでるから好きな場所に住めるよ」
「お墓はいらないから散骨がいいなぁ」
交わされる会話から、勝手に話し合いをしたつもりでいました。
ところがいざ結婚後。
好き嫌いは山のようにあるし(なにがなんでも食べる、よ!)
生活費は7万円しか渡してくれないし(自分の生活費は自分で稼げって意味だったのね)
マンションの購入資金は全く貯めていないし(よくそれで資料申込とかしてるね)
老後の蓄えも保険の加入もなし。(お墓どころじゃない!)
話が違う?
結婚前にちゃんと話し合いしてないだけですよね。
調子いい話を自分に都合よく解釈しただけ。
自分の主張をしないで後から文句を言ってるだけ。
具体的な数字と言葉で将来設計についてちゃんと話し合わなかったから、結婚観がズレたまま、今に至ってます。
失敗して気付いた、結婚前に話し合いしておくべきリスト
結婚前に、子供は何人欲しいかとか、家をどうするかなどの会話を交わすことはあると思います。
でも、会話をすることとちゃんと話し合いをすることは違う。
お金の話や夫婦生活の在り方とか、真面目な話はしづらい部分もあると思う。
煙たがられたら嫌だなって気持ちもあると思うし、お金の話=いけないこと(はしたない、みたいな?)って気持ちもあるじゃないですか。
でも結局は向き合わないといけないことだし、結婚後に気付いてからでは遅いこともある。
どうしたい、という理想論を語るだけじゃなくて、
- 現在の収入や借金、働き方の考え
- お金の使い方(貯蓄や家計の管理方法)
- 子供の育て方や教育費についての考え方
- どこに住むか(費用・間取り)
- 親との付き合い方
といった踏み込んだ話の【自分の意見】と【相手の意見】のすり合わせをちゃんとすべきでした。
真面目な話が難しいなら、
「結婚の準備でやることリスト」みたいに書き出して、お互いが答えるように工夫するとか。
もちろん、実際に結婚してみなければ気付かない現実も沢山あるけど、(結婚後に転勤のスパンが短くなったこととか)
それは結婚後に改めて話し合いすればいいことで。
そんな話し合いすらできないような相手と結婚したら、ほんと後が大変…。
話し合いを避ける夫と価値観の共有ができない
というわけで、結婚後に話し合いをすれば軌道修正できたはずの私達。
でも夫は、真面目な話し合いが苦手。
お金のことをはぐらかす。
私の意見は否定するのに、自分の意見を否定されるとキレる。
やっと話し合いをしても決めたことを守れない。

…価値観の共有ができない。
結婚前の話し合いが大事なんて今更なのはわかってるけど
離婚を決めた今、結婚前の話し合いなんてほんと今更な話なんだけど、
結婚後もお互いの考えが食い違ったままだったら?
我慢してる間に時間はどんどん流れてく。
やり直しが難しい歳になってく。
熟年離婚が流行ってるとはいっても、結婚するなら離婚しないほうがいい。
離婚したくないなら、信頼できる人と結婚したほうがいい。
というわけで今回は、
話し合いもできないような人を根拠なく信頼してしまった失敗談からの、
【結婚前に家計のこととか将来設計について、しっかり話し合いはしたほうがいいよ】
っていうおせっかいな話でした。
日本でも、セレブじゃなくても、婚前契約書を作るのが当たり前の感覚になればいいのにね。