子なし夫婦の転勤族、我が家の食費事情の話です。
夫から渡される生活費14万のうち、かなりの割合を食費が占めてしまうウチの家計簿。
前回暴露した【とある月の家計簿】では、夫婦二人なのに、外食も合わせると食費がなんと85,966円!
…否定も肯定もできない。
どうしても食費を減らせない理由は、夫の恐るべし偏食っぷりと私の意思の弱さにあります。
おかげで生活費から捻出できるのは食費、水道光熱費(夫の携帯代含む)、日用品費、医療・レジャー費くらい。
…貯金したいのにできない。
食事なんて米と魚があれば十分でしょう?
どんな食生活してるのか、正直に暴露して!
Contents
夫婦二人の平均食費と目安っていくらなの?
結婚が決まったらゼクシィ!のリクルートブライダル総研調べ(2016年版)によると、
新婚夫婦(つまり二人分)の1ヶ月あたりの平均的な食費は、4.1万円。
住んでいる地域の物価や生活環境、仕事内容によって大きく変わってくるものの、
手取り月収の15%に収めるのが理想とされてます。
が、
我が家の場合、夫の手取り月収から生活費として14万円渡されているので、月収からの目安は決められない。
固定費3万(水道光熱費と夫の携帯代)を引いた11万円で、食費・日用品費・医療費・レジャー費をやりくりしています。

大人1人当たりの1食分がいくらかで計算してみる
ネットの掲示板などを見てみると、
「夫から、食費を2万円で抑えられないなら主婦失格だといわれました」という投稿が。
2人で2万円?!
…そんなこと言う旦那が失格でしょ!
1人1食200円で計算しても、2人で1日1,200円、1ヶ月(30日)で36,000円。
2万円なら1食111円だからね?!
「いきなり!黄金生活の節約レシピ」とかでも文句言わないならいいけど、大概そういう人に限って協力もしないで文句ばかりいいそう。(←ちょっと偏見)
逆に平均的な食費4.1万円を1食分に計算すると…
それでも1食228円!
食費3万以下にしろという旦那がいるならいってやりたい。
毎日モヤシとたまごにするからね?!
※夫婦で協力しあって3万以内に収めようね、っていうんならいいんです。ほほえましい。妻にだけ節約を押し付けるのが信じられないって話です。
食費が減らせない!偏食が多すぎる大食い夫
我が家の場合、夫は朝食を食べない派で、朝はオレンジジュースのみ。
(休日の朝は普通に食べます)
手作り弁当は嫌がるので、お昼はコンビニ弁当やカップ麺などで済ませているようです。
(鬼嫁のようですが、好き嫌いが多すぎてお弁当はムリです)
となると、食費もその分減らすことができるはずで。
ところが夫は、基本的に鶏肉と豚肉は嫌い、牛肉なら黒毛和牛(ひき肉も)、というエセセレブ偏食人間。
ステーキやハンバーグを好み、外食では焼肉やお寿司ばかり選びたがる。
カレーに入れるお肉は、ステーキ用の黒毛和牛を両面しっかり焼いてから入れて欲しいと言う。
オムライスにはデミグラスソースと生クリームをかけて欲しいと言う。
…無理。バカなの?
結婚前は「なんでも食べる」と言っていたのに、
実際には脂身は嫌だの、輸入肉は嫌だの、
一緒にスーパーに行っても、夫が見るのは刺身と和牛のコーナーだけ。
唐揚げも嫌、豚の生姜焼きも嫌、さば味噌やぶり大根とかも嫌。
「オムライスにはデミグラスソースと生クリームをかけて」とか、外食レベルを求められる。(実家の料理は良い意味でとっても素朴なのに)
焼き魚すら、スーパーで買ってきた鯵では身が薄いと文句をいう。(でもほっけは嫌だと。ほっけに謝れ!)
そして、節約レシピといえば、余った食材のアレンジメニューが欠かせないじゃないですか。
豆腐ハンバーグとか、キャベツやもやしの炒め物とか、えのき巻とか、すいとんとか。
夫は子供でも料理名がわかるような食べ物でなければ、「何なの、これ?」と冷ややかな目線。
当然、夫の好きなものばかり作っていたら月14万円では足りるはずもなく、
それを言うと、「なら納豆だけでいい」と逆ギレ。
なら毎日本当に納豆だけ出してみればよかった。
それができなかった私の意思の弱さ。
私の義姉は、「文句があるなら食べなくて結構」というスタンスを貫いてる人。目の前にお手本があったのに。
食費が節約できない理由:食べる量もハンパない!
夫はガタイも大きくて、食べる量も一般的な男性に比べたら多いほう。
晩ごはん1食でお米2合分食べることも多いし(3合食べたこともある)、パスタなら300g、焼きそばなら3玉、鍋は4~5人用サイズを使います。
納豆は一度に3パック、12皿用のカレールーを使っても、夫だけで2日分ギリギリです。
外食でも、ラーメンならメガサイズ、ステーキなら500g以上、お寿司も20皿は軽く超える。
お菓子もコンビニスイーツもジュースも大好き。
毎晩のR-1(もしくはLG21)も欠かせない。
量は食べるし、好みはうるさい。
食費の減らしどころがありません。
ちなみに先月の食費(外食・お菓子・飲料含む)は、外出が少なかったこと、私が3日、夫が2日留守にしたこともあって、
それでも少な目の58,950円でした。
楽してるけど楽じゃない、食費の夫婦格差。
ほとんど晩ごはんだけ用意すればよくて、また私があまり料理が得意じゃないこともあるので、
夫の分だけお惣菜(コロッケとかは下手に作るより安く済む)を使うこともあるし、食事の用意に関しては楽してるんです。
でも苦痛。
私の食べたいものは作れないし、食べられないから。
夫と同じ料理を食べていては食費が足りなくなるので、鍋料理や餃子などじゃなければ、別の夕食を取ることもしばしば。
すき焼きなら夫が食べない脂身の部分とうどんを食べる。
ステーキもハンバーグも青椒肉絲も、用意するのは夫の分だけ。
夫はそんな私を見て、食べないの?と聞くことはあっても、なんで同じ物を食べないのかは考えない。
でも外食では夫にあわせて、おいしいものを食べさせてもらってる、そういう負い目がある。
食事の準備を楽させてもらってる負い目がある。
ごはんだけでも、3食食べさせてもらってる負い目がある。
それに夫は、いじわるでそうしてるのではなく、本気で何も考えてないだけ。
私だってお菓子やジュースを全く飲み食いしないわけじゃない。
外食では「ちゃんと食べな」って言うし、美味しいケーキやお土産を買ってきてくれることもある。
夫と同じものを食べないのは、私が勝手にやってることで、ちゃんと伝えない私にもやりくりできない私にも非がある。
私が料理上手だったなら、毎月6~8万円も食費に使わずに済んでるはず…。
離婚を決意したら、変わった食費に対する考え方
そんな感じで、「食費を節約できないのは自分にも非があるから仕方ない」
10年間そう思ってきたけれど、離婚を決意したら、今までなんでこうも夫に従ってきたのか謎。

毎日夫が食べたいものを聞いて、それに合わせて夏も冬も自転車で買い出しにいって、調理して、盛り付けして、お皿下げて洗って、ゴミ分別して、キッチン掃除してるの、私だよね?
贅沢したいわけじゃなく、私だって食べたいものを食べたい。
そういうと夫は、「食べればいいじゃん」って。
生活費そのままで、俺の減らせばいいだろって。
そうじゃない。
同じ料理を一緒に「いただきます」できなかったら、住み込み家政婦と変わらない。
2倍の労力で作らなくちゃいけないんだよ。
だから私の晩ごはん、納豆ごはんとかうどんとかなんだってば。
夫婦二人の食費なんて8万円もいらない。
一緒の価値観で、食べたいものを一緒に「いただきます」できたら、そのほうがよっぽど幸せ。