家計を管理方法によっては、夫がどれくらいの給料を貰っているか知らなくても問題ない、という夫婦もいるようですが、皆さんはどうですか?
家と家族を維持できる生活費をもらっているなら、私もそれで構わない。
だってうちは子なし夫婦。
だけど、生活費は足りない・家もない・貯金もできない状況を理由に離婚を考えている身としては、
いざという時(離婚がモメた時)のためにも、夫の収入(年収)をちゃんと把握しておきたい!
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夫の給与明細がオンラインになった
我が家の場合、夫の給料は大体は想像つくけどはっきりとはわからない、
夫の年収を証明することはできない、という状態です。
なぜかというと、
数年前(まだ離婚を考えていなかった頃)まで、自由に見ることができた夫の給料明細が、去年あたりからweb明細システムに変わってしまったから…!
社長さん!なんてことしてくれるの…
物を捨てられない性分の夫は、紙だった頃の給与明細を全部保管していて、保管場所も知ってるし、自由に見る事もできます。
なので大体の収入額はわかってるし、給与明細をみせてもらったところで、生活費を増やしてくれるわけでも、貯金してくれるわけでもない。
なので、今までは「給料明細を見せて?」ということもなかったのですが、離婚を本気で考えるようになって色々調べていると、
万が一、協議離婚で済まなかったときに、夫の収入を把握しておく必要があるのでは?!ということに気が付きました。

それに、きっと離婚に反対するであろう双方の親に事情を説明する必要がでてきた時のためにも、夫の収入と支出を把握しておいたほうがいいんじゃないか、って気がします。
オンラインシステムの夫の給料明細、見る事はできる…?
夫の給料明細を見るにはパスワード認証が必要
そういえば、私の前のパート先もオンライン明細。
ってことは、夫のメールに通知がきっと来ているはず。
私達夫婦はスマホのパスワードをお互い認識しているので、指紋認証しているスマホでもロック解除ができます。
(お互いのスマホで写真撮ったりwebみたりするので)
すると案の定、給与明細のメールが届いているのは確認できたんですが、(ボーナスでてるけど報告なしだね…)
システムへのログインパスワードがわかんない!
しかもそっちは指紋認証にしてるし。
ドラマのように、眠った夫の指紋をこっそり…なんて絶対できない。起きるもん。ムリムリ!
夫の会社に電話して給料を聞ける?
じゃあ、夫の会社に電話をして給料明細の発行や確認などを依頼する…
そんなことできます?
私はできない。
会社が雇っているのは夫であって、妻の味方になる義理はこれっぽっちもないわけだし。
結局本人(つまり夫)の了解なしに会社側が妻に給料を教えるとも思えないし、夫にも報告されるのが目に見えてる。
それに私は夫を捨てたいと思っているけど、夫の不幸を願っているわけじゃない。
ただでさえ離婚でマイナスイメージが付くだろうに、陰でひそひそ言われたらさすがと申し訳ない。
通帳で夫の給料を確認できない?
給料明細はオンラインかもしれないけれど、通帳は紙ベース!アナログ万歳!
…と言いたいところですが、ここは転勤族の不利なところ。
夫の通帳は私が保管していますが、
給与振り込みの銀行(支店)が、今住んでる地域には…ない!
なにかの用事で都市部に出かける時が、唯一の記帳チャンス。この前それがやってきて、夫が用事を済ませている間にぴゃぴゃーっと銀行に走ったけれど。
ああ無情。
この世には「おまとめ記帳」というエコなサービスが…。
収入も支出も合算印字で端折られる!(直近月の分は確認できたけど)
クレジットカードの明細もオンラインで見られない今、通帳が一番確実に、いくら給料が入っていくら引き落としされているのかわかることができる媒体なのに。
給与明細がなくても夫の年収を確認できる方法があった!
でもまだ諦めない。
給与明細も通帳のコピーも入手できないなら、「所得証明書(課税証明書)」を取得することで、所得額を確認する方法が!
収入証明書とか納税証明書とも言われ、市区町村によって様式が異なる場合があります。
区では所得証明書は発行してませんが、特別区民税・都民税課税(非課税)証明書に、表示年度の前の年の所得が表示されます。
所得証明書(課税証明書)は、区役所や市役所の課税課・税務課などで申請することができる書類。
住んでいる市区町村によって、申請方法に違いがあるので、
webで「〇〇市 所得証明書(あるいは課税証明書)」などと検索して、市区町村のホームページを確認すると、申請に必要なものや手数料などを確認できるかと。
※手数料は大体300円ほどですが、申請の際には委任状が必要な地域もあります。
転勤族は住んでいる場所に注意
ここで注意しないといけないのが、課税の証明書なので、所得税や住民税を申告している市区町村での交付になる、ということ。
前年の1月1日~12月31日までにいくら所得しているかが記入されるので、必要な年度の1月1日に住民票があった市区町村役所での交付になります。
(しかも発行は6月~7月)
1月1日以降に引越ししてしまっている場合、前の住所の市区町村役場で交付してもらう必要があるのがネック。
郵送による受付や、コンビニ申請が可能な場合もあるようですが、交付手数料のやりとりがちょっと面倒かもしれないですね。
妻が夫の給料明細を見る権利はないの?
夫婦はお互いに助け合う義務があるというけれど、だからといって夫の給料明細を妻が請求する権利があるかといったら、世間一般の感覚としては常識、でも法的には厳しいようです。
裁判沙汰になるようなことがなければ、夫の給与明細を開示させる権利は主張できそうもないです。
給料明細を見せたくないって、じゃあなんで結婚しようと思うかな?
お互いの信頼関係は?

うちの場合は「見せて」といったら「なんで知りたいの?」と理由を聞かれるし、
それに対して「離婚準備に必要かもしれないからです」なんて…言えない。
夫は給料明細・給料を妻に渡す。妻は家族のためにしっかり家計管理する(逆もあり)って法律で決まってればいいのに…!
刺さりすぎて何も言えない(ちーん)
ただ、年末調整の書類の書き方がわからない、というのでかわりに書いてあげたらあっさり今年の年収がわかりました。(証明にはならないけど)
ふーん。そんなにあるのに貯金ないんだ…。